樋口大使「ブラディ・リッジ国立歴史公園における国家追悼式典」に参加

令和8年9月7日
1
2
3
4
9月7日、ブラディ・リッジ国立歴史公園にて国家追悼式典が開催され、マシュー・クーパー・ワレ首相、ボヌガ文化・観光大臣、ソロモン訪問中のクリストファー・ランドー米国務副長官、ウィリー・アトゥ・ガダルカナル州知事の他、樋口大使、ジェフリー・ローチ豪州高等弁務官、ポール・ターナー英国高等弁務官、ジョナサン・カーNZ高等弁務官、ダン・オハラ米国大使館臨時代理大使、ガダルカナル州関係者、ソロモン諸島政府関係者や外交団など多数が参加しました。
 
同式典は、第二次世界大戦中のガダルカナル島の戦いにおける重要な戦闘から84周年を迎えるに当たり開催され、式典ではソロモン、米国、日本の国旗掲揚と共に国歌が演奏されたほか、ワレ首相含む参加者全員が米国の慰霊碑に花輪を献花、その後約400メートル離れた丘に所在する日本の慰霊碑へ移動し、同様に花輪を献花しました。
 
ブラディ・リッジ(日本軍呼称「ムカデ高地」)における戦闘は1942年9月12日から14日にかけて行われました。川口清健少将率いる日本軍は、米軍が占領するヘンダーソン飛行場(現ホニアラ国際空港)の奪還を目指して攻勢をかけましたが、メリット・エドソン大佐指揮下の米海兵隊が尾根を防衛しました。この戦闘で双方に多くの死傷者が出たことから、同地は「血染めの丘」を意味する「ブラディ・リッジ」の名で広く知られています。
 
樋口大使はスピーチの中で、平和を当然のものと考えないためには、歴史から学んだ教訓を次世代へ語り継ぎ、その教訓を踏まえて未来を切り拓いていくことが重要であると述べました。また、ブラディ・リッジが国の貴重な遺産として整備されつつあることを歓迎し、この場所が過去の出来事を記憶にとどめるとともに、過去・現在・未来の世代の人々による努力への理解を深める上で重要な役割を果たしていくことに対する期待を寄せました。