FY2025研修プログラム(2025年10月19日~26日) 現地職員 ハドソン・カラエダ

令和7年12月19日
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在ソロモン日本国大使館の現地職員として、10月19日から26日まで外務省等で開催された令和7年度現地職員本邦研修に参加いたしました。この研修には世界中の現地職員約5,600名の中からこれまでの取り組みが認められた60名が選抜され、シニア(20名)・広報文化(20名)・領事(20名)と3つのカテゴリーにわかれ研修を受けました。私はシニアカテゴリーでヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア、オセアニア、北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカからの19名の現地スタッフと共に研修を受けました。
 
この研修への参加は、私が在ソロモン日本国大使館からの初めての参加者だったということもあり、私のキャリアの中でも大使館の歴史としても重要な転機となる機会となりました。大使館から推薦を頂戴でき選抜されたこと、そしてこの研修への参加を支えてくれた同僚の大使館職員に心より感謝申し上げます。
 
研修は日本の外交政策、現地職員の役割に関して多角的かつ有益な内容に組まれておりました。また、各国現地職員の業務の重要性と国際情勢、日本の外交の展望についての講義もございました。
 
講義とは別に東京の歴史的・近代的な名所、八芳園・豊洲市場・外交史料館・深川江戸資料館・東京スカイツリー・明治神宮・本所防災館への見学も行きました。さらに個人研修の機会も与えられ、私は2カ所のJICA施設、国立国会図書館、世界青年の船事業の会合、そして現在東京にいる前ソロモン大使と日本人職員の元同僚たちに会う機会にも恵まれました。
 
さらに、10月20日には今回の研修の注目プログラムである藤井比早之外務副大臣への表敬訪問も組まれており、各参加者は副大臣と言葉を交わし記念撮影の機会を頂きました。私は藤井副大臣に対し、日本政府と在ソロモン日本国大使館よりこの研修への参加機会を頂いたこと、これまで16年間大使館で働くことができていることへ感謝の気持ちを伝えました。藤井副大臣からは、この研修を通して大使館での日々の業務を活性化させるための向上心を高めるよう、励ましのお言葉を頂きました。また、藤井副大臣は各国での日本外交活動に対しての貢献に深い感謝の意を伝えるとともに、現地職員の活動は日本の誇りであり、我々現地職員の貢献が各国の外交活動の更なる強化につながることを期待すると述べられました。
 
また、この研修は私にとって日本の文化や歴史を学ぶ素晴らしい機会となりました。日本料理と食事マナー、数々の歴史的名所を訪れることも学びの機会として含まれておりました。外交史料館への訪問での江戸時代から現代までの様々な歴史的資料の見学は我々参加者にとてとても貴重な経験となりました。歴史的資料の見学は私を日本外交の歴史の世界へ導く小旅行のような経験でした。この経験は、私の大使館現地職員としての意識を一新させ、私自身の日本とソロモン諸島の外交関係の強化への更なる貢献を決心させるものとなりました。
 
最後に、日本は私の人生にいつも大きな影響を与えてくれています。私にとって初めての日本訪問は1999年内閣府主催世界青年の船事業への参加時でした。そしてその参加の経験が日本への興味をもつ全てのきっかけとなり、1999年から2008年までの約10年間日本への留学、就業の経験へとつながりました。そして2008年の帰国以来、在ソロモン兼勤駐在官事務所/日本国大使館での業務に従事することなりました。
今回の日本での研修参加を通して、15年以上の空白の時間が一気に縮まり、日本に対しての興味がさらに強くなりました。短い期間の滞在にも関わらず、講義、各所の見学、友人や元同僚たちとの再会で貴重な経験を得ることでき、新たな日本への興味と日本とのつながりを感じることができました。
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