全国ソロモン会主催「戦後80年ソロモン群島方面陸海軍将兵軍属戦没者 並びにソロモン人犠牲者、米豪軍戦没者慰霊法要」

令和7年8月5日
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8月5日、全国ソロモン会主催で「戦後80年ソロモン群島方面陸海軍将兵軍属戦没者並びにソロモン人犠牲者、米豪軍戦没者慰霊法要」が開催され、全国ソロモン会会員、樋口大使、河崎JICA支所長及び職員、JICAボランティアを含む当地在留邦人、遺骨収集支援者、ピーター・ケニロレア・ジュニア議員(国会外交委員長兼ソロモン日本友好議員連盟共同議長)等、計約60名が出席しました。
樋口大使は、追悼の辞において、遺骨の発見及び帰還に多大な努力を60年にわたって払われてきた全国ソロモン会の活動に敬意を表し、これまで遺骨収集事業に理解と協力をしてくださったソロモン人の皆様に対する感謝の意を表し、今後における全国ソロモン会の活動の継続、ソロモン国民の継続した理解と協力に対する希望を述べました。
ピーター・ケニロレア・ジュニア議員は、挨拶の中で、「長い歴史を刻んだソロモンにおける慰霊は、日本にとってのみならず、ソロモンにとっても、平和を守り続ける上で重要である。世界平和とソロモンと日本の間において友好関係を増進させ、二度と戦争を起こさず、平和を残す必要性のみならず、ソロモン内部の和解においても示唆に富むものである」と述べました。
そのほかの出席者の方々も一様に、日本ソロモン関係の重要性、国籍を問わず戦争で犠牲になった人々への哀悼、世界平和やソロモン国内での和解の重要性を強調しました。
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