中央銀行デジタル通貨実証実験の式典開催

令和5年11月28日
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11月28日、ソロモン中央銀行と日本企業ソラミツ社の中央銀行デジタル通貨実証実験に関する式典が開催され、ソロモン側からはマナセ・ソガバレ首相、ルーク・フォラウ中央銀行総裁、ハリー・クマ財務大臣、日本側からは三輪大使、池田満内閣府参事官、武宮誠ソラミツグループ代表取締役、またビデオメッセージにて渡邉健JICAソロモン支所長が参加しました。ソガバレ首相からは、日本政府をはじめ関係者らへの謝辞と、この実証実験によって、安全で誰にでもアクセスしやすい金融取引環境が作られること、それによってもたらせる国民の生活の質の向上と国の発展への期待が述べられました。三輪大使は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向け、日本は経済協力やインフラ開発、民間投資を推進していること、また、ソロモンの金融インフラ分野、特にそのデジタル化において日本が貢献することの重要性を指摘しました。この式典に引き続き、大洋州中央銀行総裁会議が開催され、日本から招待された池田参事官、ソラミツ社の関係者らが参加され、大洋州地域の中央銀行関係者らと意見交換されました。
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