対ソロモン無償資金協力「経済社会開発計画」署名式

令和5年3月9日
 3月6日、三輪大使とピーター・シャネル・アゴバカ・ソロモン諸島通信・航空大臣(外務大臣代行)との間で、供与額2億円の無償資金協力「経済社会開発計画」の署名式が行われました。
 ソロモン諸島においては、国土の約8割が森林であり、その大半は民有林であることから、林業が主要産業となっている一方、製材設備が整備されないままとなっており、林業者は原木丸太の輸出に依存せざるを得ない状況となっています。今回署名されたこの協力では、ソロモン政府に対し、簡易製材機を供与することにより、同国における森林資源の持続的利用と林業者の生活向上を図り、これによって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。