ソロモン国家警察爆発物処理部隊に対する車両供与

令和4年6月14日
三輪大使からソロモン国家警視監へ鍵が引き渡される様子
今回供与した車両2台
6月9日、三輪大使からソロモン国家警察爆発物処理部隊に対し、草の根無償「ソロモン中・西部における不発弾処理支援計画」で供与する機材のうち2台の車両が引き渡されました。鍵を受け取ったエヴリン・ツゲア警視監は日ソ間の友好関係を強調しました。本案件の資金供与額は787,815米ドルで、ソロモン国家警察爆発物処理部隊の不発弾処理に対する能力強化が狙いです。
 
ソロモン諸島では、第二次世界大戦時に投下された多くの爆弾が現在も不発弾として全土に残存しており、同国の経済・社会の発展の障害となっています。本案件実施により、車両やボート、爆発物保管庫等、幅広い機材が供与されることで、効率的な爆発物処理活動が可能になり、人々の生存の脅威である不発弾が一つでも多く除去されることが期待されます。